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年金QA 2.自分は年金をもらえるのだろうか?

前回は自分がどの年金の制度に入っていたかを確認しました。
そうすると次は、自分は年金をもらえるのか?もらうためにはどうすればよいか?ということが、大きな関心事になってきますね。

よく、若い方達が、「自分達はもう年金はもらえない世代なんだから保険料払うのは損」と言っていると聞きますが、そんなことは、年金に携わる人はだれも言っていません。

ここでとても大切な、年金をもらうための大原則を覚えて下さい。
それは、年金は保険料を払わなければ、もらえないということです。


保険という名がついているからには、民間の保険でも、国の年金制度や健康保険でも、そのしくみに加入して保険料を払って、初めて年金やその他の保険給付を受けられるのです。

さらに言えば、国民年金は、保険料と税金の一部投入があるので(国庫負担)、保険料を払えなくても、手続きしておけば、その期間中については国庫負担分の年金はもらえるという、大変有利な制度まであるのです。(詳しくは、別の機会にお話しします)

ちゃんと保険料を払った人も国庫負担分の国民年金はもらえますから、国民年金の保険料を払った人は9年半年金をもらうと元が取れます。65歳からもらえば、75歳以上長生きすれば、元が取れておつりが来るという計算です。

このような有利な年金をもらうためなら、保険料を払いましょうという気持ちになるのが自然ですね。若い方も、保険料を払って、長生きして年金をお得にもらいましょう。

但し、この年金をもらうためには、保険料を最低でも120回納めなければならないのです。
120回、つまり120ヵ月ということは年数に直すと10年です。「年金をもらうためには10年以上加入しないともらえない。」とよく言われるのはこのことです。若い方達でも、10年ならそれほど長い期間とは思わないでしょう。

この120回は飛び飛びでも良いし、国民年金、厚生年金(共済組合)に加入して保険料を払っていた期間を合算して構いません。節目節目でねんきん定期便が送られてくるようになっています。この中に、年金の保険料を払った期間が出ていますから確認しましょう。その他のお知らせも含まれているのでぜひ封筒を開けて中身を見てください。そして保管して保管しておいてください。

でも間違わないで下さい。10年加入しても最低限の年金しかもらえないのですから、それ以上保険料を払って年金の金額を増やしましょう。

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