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国民年金の3号は夫が65歳まで

今日(平成23年3月20日)の日本経済新聞のSunday Nikkeiに、『主婦年金問題は?制度は?』と題して、国民年金第3号被保険者の被保険者期間の落とし穴について詳しく説明が載っています。

年明け早々話題になった運用3号のことが中心です(今は取り扱いを中止しています)ので、興味ある方はぜひ読んでください。今後も対策を講じるような気配があります。

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年金QA カラ期間-その3

 今回は、専業主婦のカラ期間の落とし穴について書くと予告しましたが、少し状況が違うかも知れません。

 何についてのことか、といいますと、昭和36年4月~昭和61年3月までの期間は、厚生年金加入の夫の、被扶養配偶者である専業主婦の方は、国民年金に加入しても加入しなくてもどちらでも良い期間でした。そこで、国民年金に加入しなかった方については、その期間は、カラ期間として扱い、年金保険料の納付期間(3号期間も含む)と、このカラ期間を足して、25年以上(平成29年8月1日以降は10年)あれば、老齢基礎年金がもらえるようになっています。

他方、昭和36年4月~昭和61年3月までの期間中に、夫の被扶養者の専業主婦の方でも、国民年金に任意加入して、保険料を払って、将来もらえる年金を増やしたい、という方も大勢いらっしゃいました。当然ですが、任意加入期間中に払った保険料は全部年金の計算に反映されます。

ところが、ここで、問題が起きています。

任意加入をしていたのだけれど、例えば、払うのを忘れてしまったり、その他の事情から保険料を払っていない期間がある時の、この未納期間の扱いです。この期間は、カラ期間とはならず、未納期間として扱われています。

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年金QA 8.カラ期間-その2

 カラ期間には様々なパターンがありますが、その中でも、もっとも代表的なカラ期間は、専業主婦のカラ期間でしょう。今回はこの専業主婦のカラ期間についてご説明します。

 まず、「専業主婦の」、ということについてご説明します。

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年金QA 6.年金を増やしたい-国民年金の任意加入について

国民年金の任意加入についてはQ3でふれていますが、今回はもう少し整理してご説明します。また、70歳まで加入できる高齢任意加入についてもご説明します。

1.任意加入:
下記の4つの条件を全部満たせば、60歳以降も最長5年間任意加入できます。(ただし、保険料の納付月数が480月になったらそこで終了です。)
① 日本国内に住んでいる、60歳以上65歳未満の人
② 老齢基礎年金の繰上げ支給をしていないこと
③ 60歳になったときに国民年金の保険料の納付月数が480月に達していない人

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年金QA 5.年金を増やしたい-繰り下げ支給について

年金の金額を増やしたいときの方法の一つに、繰り下げ支給を申し出るということがあります。もらい始める時期は遅くなりますが年金の額は増えます。
まず基本中の基本をお話しします。
60歳から65歳までにもらう年金(厚生年金)は繰り下げ支給の対象ではありません。対象となるのは65歳から支給される年金です。65歳前とあとでは年金の取扱いが変わると理解して下さい。65歳前の年金はもらわないで5年以上放っておくと時効により消えてしまいますから、十分注意して下さい。

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年金QA 4.年金を増やしたい-付加年金について

国民年金には、独自の上乗せの年金として付加年金というものがあります。
この付加年金をもらうためには、国民年金の保険料とは別に、付加年金に加入して、毎月400円の付加保険料を払う必要があります。

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年金QA 3.年金を少しでも増やしたい

年金をもらうには、最低でも10年(120回)保険料を納めなければ、1円ももらえないということはご理解いただけたでしょうか?

今回はどうしたらもらえる年金を増やせるかということについてです。

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年金QA 2.自分は年金をもらえるのだろうか?

前回は自分がどの年金の制度に入っていたかを確認しました。
そうすると次は、自分は年金をもらえるのか?もらうためにはどうすればよいか?ということが、大きな関心事になってきますね。

よく、若い方達が、「自分達はもう年金はもらえない世代なんだから保険料払うのは損」と言っていると聞きますが、そんなことは、年金に携わる人はだれも言っていません。

ここでとても大切な、年金をもらうための大原則を覚えて下さい。
それは、年金は保険料を払わなければ、もらえないということです。

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年金QA はじめに

このページは社会保険労務士事務所に多く寄せられる年金についてのQ&Aと、関連するエピソードなどを綴ります。個人情報保護等の観点から、個人を特定できるような部分は書き換えていますが、実例を基にしています。
年金という制度は、例外が多く、たとえば、生まれた年によって、計算方法が違うことがあり、これらのことを本で調べてもどれが自分に当てはまるのかさっぱりわからないと言う声をたくさんいただいています。
このQ&A/コラムのコーナーではできるだけわかりやすく、法律の趣旨やその背景なども添えてお伝えしていきたいと思っています。

年金QA 1.どの年金に加入していたのかわからないのですが?

年金と一口に言っても、加入していた制度によって、名称が違います。自分がどの年金制度に入っていたかよくわからないとおっしゃる方はたくさんいます。
年金をもらうときのキーワードは、払った保険料分の年金はもらえる、ということですから、加入していた年金制度の名前はしっかりと覚えておきましょう。
年金をもらうための条件は色々ありますが、おいおい説明することにして、ここで年金制度の種類を整理してみましょう。

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