黄色の封書が来ていたら年金もらえるかもしれない
65歳から支給される日本の年金は10年（120回）保険料を払えばもらえるようになりました。
今までは25年（300回）以上保険料を払っていないと年金はもらえないというのが原則でしたので、”自分はもらえないからもう関係ないや”と思って年金には全く関心がなかったという方でも、10年以上は保険料を払った記録があるなら、年金が出ることになります。10年（120回）は飛び飛びでも、国民年金、厚生年金、共済組合、厚生年金基金、保険料免除期間、カラ期間をどのように組み合わせた合計でも構いません。（でも確定拠出年金は合算できません）
こうした方々は今年（平成29年）8月1日から年金の受給権が発生しますので、実際には今年（平成29年）10月15日に最初の年金（9月分）が振り込まれます。年金は2ヵ月ごとに前月と前々月の分が振り込まれますが、受給権が発生した翌月から支給開始となるので、今回は8月分は振り込まれないのです。次の振込（12月15日）には10月と11月分の2ヵ月分が振り込まれます。
いくらもらえるのかは、保険料納付の年数分ということしか申し上げられませんが、これから終身でもらえるので、健康に気をつけて長生きしましょう。
でも、年金を払ってもらうためには、年金事務所に必要書類を出して申請をしなくてはなりません。
そのための申請書が黄色の封筒に入っているということなのです。
この封筒は年齢の高い方から順番に送り出しているとのことなので、まだ届かないという方も待っていて下さい。
封筒が届いたら、名前や住所を確認して、必要な書類をそろえて下さい。年金手帳が見つからないときでも他の書類をそろえて年金事務所でご相談下さい。
もう一つ大事な作業があります。
ご自分が勤めた会社をできるだけ全部思い出しておいて下さい。できたら、時系列で書き出しておくと良いと思います。年金機構が持っている記録の中に、別の年金番号で厚生年金加入の記録が残っていることもありますので、統合すれば年金額が増えます。
受付は開始していますので、書類がそろったら、年金事務所に予約してから行くようにして下さい。いま、とても混んでいるそうです。
年金事務所の予約はこちらの電話で受け付けています。
予約できる時間帯は、月曜日～金曜日の朝8時半～午後4時まで
予約電話番号：０５７０－０５－１１６５
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