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国民年金保険料2年前納はお得です

今年も、お得な2年前納制度のお知らせの時期になりました。
国民年金保険料は原則毎月納付ですが、前倒しで払うと保険料が割安になる仕組みです。

日本年金機構のホームページでも案内しています。

そして、一番お得なのが2年前納(口座振替)です。
国民年金保険料をきちんと納めている方には、もうすでに年金機構からお知らせが届いているかと思います。
少し古い統計ですが平成23年度では、約34%が口座振替による納付となっているとのことです。

大事なポイントは、申し込み期限が毎年2月末まで(申込書必着)ということです。

この申し込みをすると、令和2年4月分以降2年分の保険料を口座振替で前納することになり、2年分で1万5千円程度の割引になるということです。保険料1ヵ月分(に少し足りないですが)安くなる勘定です。また、2年分の保険料全額がその年の社会保険料控除の対象になります。

2年前納制度は、現金払いやクレジットカード払いでもできます。割引額は2年前納の場合で1万4千円程度と口座振替よりも少し少ないですが、それでもお得なことに変わりはありません。

クレジットカード払いの前納の申し込みは2月末まで、現金払いの前納は例年ですと5月初旬となっています。

お問い合わせや申し込みは、最寄りの年金事務所で。
なお、申込書はこちらのサイトからダウンロードできます。

年金制度は社会保険の仕組みを使っていますので、保険料を払ってこその年金給付です。

万一、障害年金や遺族年金をもらうような状態になってしまったときには、過去にきちんと保険料を払っていることが要求されます。

私は、今まで、遺族年金をもらえないと言われた方のご相談をたくさん受けてきましたが、保険料未納の場合は、全く打つ手がないのが現状です。年金申請の入り口で遮断されてしまうという状態です。

障害年金についても、初診日の2ヵ月前までからさかのぼった1年間に未納の月が1ヵ月もないこと、または、国民年金の全加入期間の2/3以上の期間について保険料を払っているということのどちらかが成立していないと、たとえ障害等級に該当していても、障害年金がもらえないことになってしまいます。

払えるときは前倒しでも払っておきましょう。払うのが大変なときは、免除申請をしておきましょう。

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