過去10年前までの国民年金の未納分をさかのぼって納付できる、「10年の後納制度」が今年(H27)の9月30日で終了します。←←終了しましたが、過去2年間以内の未納については今でも納付することができます。また、年金をもらうための保険料納付期間が10年に短縮されましたので、これから先将来に向かって保険料を払えば、10年以上の納付期間になるという場合は、65歳から老齢基礎年金を受給できます。
後納制度は終了しましたので、ここから下の説明は過去の資料として見てください。
(さらに…)
2015年9月24日 6:19 PM |
カテゴリー:年金の基礎知識
結論からいうと四捨五入のやり方が変わるので、振り込まれる金額に若干の差が出てくると言うことです。
年金の金額というのは、複雑な計算をして、1年分の年金額を出します。
今までは、この金額について100円未満を四捨五入していました。
たとえば、老齢基礎年金(国民年金)の年額が、721,592.499・・・円と計算されたときは、今までは、100円未満を四捨五入していたので、721,600円でした。
これを12で割って、年金の月額は60,133円となっていました。年金は偶数月に2ヵ月分まとめて振り込まれるので、120,266円です。(実際には介護保険料などが引かれるのでこれよりも低い金額です。)
これからは、複雑な計算をして出てきた年額の1円未満を四捨五入することになりましたから、上のケースで見れば、年額は、721,592円となり、月額は60,132円(1円未満切り捨て)となります。
今度はこの60,132円を12倍しても、721,584円にしかなりませんから、年額と比較すると8円足りません。この8円を毎年2月15日に払われる年金に上乗せして払いますということです。年額と月額との間では損はしないようになっています。
2015年9月5日 6:34 PM |
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